マジな話です。。。

REALITY(リアリテイ)という言葉が　洋服の業界で頻繁に使われ始めたのが　２５年くらい前だっと思います。

あの頃は　DCブランドと括られた商品群に対しての否定的な意味合いから使われだしたような気がします。以降、製品としての 完成度や迫真性の基準として　頻繁に使われていますね。

もちろん　REALITY(リアリテイ)はVILLAGEでも好きな基準のひとつです。
ただ　VILLAGEの場合、製品としての基準のほかに
洋服を生活服と呼称して、道具として　ご紹介してきた経緯も考えると
REALITY(リアリテイ)は製品の完成度や迫真性の表現のほかに「身の丈」という基準で　強く意識しています。

車や時計などの嗜好性としての存在が強い場合
「好きだから　金がないけど　フェラーリ乗ってます。」みたいなことはよくあると思うんですが
成熟した日本の社会で、「好きだから　金が無いけど・・・着てます。」は　
ある種の悲壮感すら感じる時代になったと思っています。

なので
VILLAGEでは、REALITY(リアリテイ)という基準を慎重に考えると
500円のＴシャツや、12000円のＴシャツは　いずれもREALITY(リアリテイ)に欠けていますから
ある程度の価格は自ずと決まるでしょうし、
嗜好としての許容範囲も決まってくると思います。

どうでしょう？

安すぎても妙だし、高すぎてもおかしい。
ベタな　古着は、今、違うと思うし、かと言ってモードも違うような・・・

VILLAGEは　そんなREALITY(リアリテイ)も大切にしています。

では！